日本から遅れること7時間後、パリの街も新しい年を迎えました。
フランスでも日本と同様、デパートや商業施設は元旦はお休みで、2日から営業のところがほとんど。ただ、福袋やセールで盛り上がる日本とは少し違って、通常と変わらない様子です。
その分、というわけではないのでしょうが、パリでは大晦日のカウントダウンは若者を中心にとっても盛り上がります。ノエルは自宅で家族と、新年は様々な場所で友人と、というのが一般的。クリスマスにデートして、年末年始は家で除夜の鐘を聞き、おせちを食べながら静かに過ごす日本とは対照的な感じです。
私もパリに来て始めての年越し。福袋やセールの準備で頭がいっぱいだった昨年までの大晦日とは違う、パリの大晦日を満喫しました。
私が研修をしているパリ三越でも、大晦日は通常通りの営業。閉店後に支配人から従業員に1年の感謝の意を込めてシャンパンや軽食が振る舞われました。私もこの1年を振り返りながら、現地社員の方々と楽しい時間を過ごしました。
その後、友人とカウントダウン。大晦日の街はノエルよりも若者が街へ繰り出しており、すでに大騒ぎでした。私たちは、エッフェル塔越しの花火を見ようと向かいました。そう、日本にいた時、テレビで見たことのある、あの花火です! 新年をパリで過ごそうと世界各国から観光客が集まっていて、橋の上ではさまざまな国の言葉が飛び交っていました。
新年を迎えた瞬間、自国の言葉で皆思い思いに新年の挨拶をしていました。ただ、今年は花火は上がらず、ライトアップのみだったのが残念でしたが…。
その後、年明けまで続くイルミネーションで輝いているシャンゼリゼ大通りへ移動。ここで少し異様な光景を見ました。
大晦日から年明けは、メトロ、パリ郊外へ行く列車などは一部一晩中無料で運行します。そのため、普段パリではあまり見かけることのないフランス人の若者の集団が、郊外などからシャンゼリゼに繰り出し、新年のお祝いとばかりに大騒ぎするのです。
この若者たち、相当お酒が入り、シャンパンやワインやビールなどのビンを片手に何十万人と集まってきます。クラクションを鳴らしながら、車に箱乗りした若者たちは大声で叫び、凱旋門をぐるぐる周ったりします。この騒ぎにフランスの機動隊は一晩中総出で対応します。私たちがシャンゼリゼに着いた時、すでに歩行者天国となった大通りはビンの破片がいっぱい散乱していて、機動隊めがけてビンを投げた痕跡がうかがえました。私は在仏5年の友人と危険な時間帯を避けて行ったので大丈夫でしたが、もしも観光で行かれるときには本当に気をつけてくださいね。
異国の地ならではの年越し体験、ドキドキしましたが、なんとも印象深いものとなりました。
帰任までのあと1年ちょっと、外国人の目とパリに暮らす住人の目と、両方の視点をもって、これからも旬なパリをお伝えしたいと思います。
皆様、今年も宜しくお願いします!!
