2010.08.21

シャンパーニュ~グラン・クリュ特別コレクションから

大変ご無沙汰してしまいました。


このブログにちょくちょく立ち寄っていただいている方々から、「このところ更新が滞っているみたいだけれど、どうしたの?」などの声もいただいております。


本当にごめんなさい・・・。

「GINZA通信」というコラムを連載しているヨミウリオンラインで、6月から「アンチ!エイジング」をタイトルに掲げたビューティーコラムも受け持つようになったので、その仕込みでも忙しくしていました(言い訳を並べるのは虚しくなるので、やめますけれど)。

ではでは、気を取り直して――。


相変わらず、ワインはほぼ毎日いただいております。8月初めにはチェコとポーランドに旅して、パリにも2日ほど。その間、地元産を中心に様々なワインを試しました。

帰国したら、日本全国「猛暑列島」と化していて、こういう時は、やはり泡ばかりを飲んでしまいます。

 


ところで、飲めば飲むほど、そして、産地や品種や造り手のことを知れば知るほど、奥が深く、その個性の豊かさに圧倒されるのが、シャンパーニュです。


10802001.JPG1997年のニコラ・フィアットの6つの村の特徴が出ているというグラン・クリュ(特別畑)の6本をブラインドで飲む機会がありました。

18歳で渡米してコーヒービジネスで成功したニコラ・フィアットがフランスに帰国して1976年に設立したメゾンです。その2年後、ワシントンでジスカール・デスタン仏大統領(当時)を迎える晩餐会で供されてから、一気に有名になりました。

フランスで最も多く消費されているシャンパーニュの1つといえましょう。


このニコラ・フィアットの「グラン・クリュ特別コレクション」は、シャンパーニュの村を限定してそこの畑の単一ブドウ品種のみで造られたもの。シャンパーニュ地方全域321村のうちの300村のブドウを使用している同メゾンだからこそ可能なコレクションだそうです。

 

シャルドネ100%のブラン・ド・ブランが3本、ピノノワール100%のブラン・ド・ノワールが3本です。


色調は、一般的には、ブラン・ド・ブランの方がグリーンがかっていて、ブラン・ド・ノワールの方がより濃い色合いのはずなのですが、

 

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写真にすると、右側の方が淡い色に見えますが、これは照明のマジック。う~ん、実際には、外観からのジャッジは文句なしに難しい!

 


味わいは、ブラン・ド・ブランは、すっきりさわやかな切れ味、ブラン・ド・ノワールはボリューム感があって余韻が長め、といえましょうか。
種明かしをすると、左から1番目と2番目と5番目がブラン・ド・ブラン、3番目、4番目、6番目がブラン・ド・ノワール。エチケットのカラーが、それぞれに変えてあって、な~んかキュート。


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それぞれ、ちょっと解説しますと、


10802004.jpgまず、ブラン・ド・ブラン。エペルネの街の南に広がる丘陵の東縁、コート・デ・ブラン地区は、シャルドネの聖地です。


1番(写真)は、メニル・シュル・オジェ村。この村は、「サロン」に代表される高品質なシャルドネの産地。クリュッグの単一畑「クロ・デュ・メニル」があるのもこの村。最初は青リンゴをかじったようなきりりと引き締まった酸を感じますが、時間とともに、カリンやブリオッシュ、甘い焼き菓子の味わいも広がりました。さ~すが、です。


2番は、シュイィ村。エペルネの駅に近い場所です。嫌味のない鉱物的ニュアンスが目立つけれど、より繊細な印象。


5番は、クラマン村。癖がなく、エレガントなタイプ。香ばしいローストの香りが残りました。

 


 

お次は、ブラン・ド・ノワールです。


10802005.JPG3番は、アンボネイ村。2008年にリリースされたクリュッグのあの高価な「クロ・ダンボネイ」があるのが、この村ですね。アンズや赤果実の風味があってピノノワールらしさを感じます。酸味もこなれて、肉厚なふくらみがあって、余韻も長い。これも、さ~すがです。


4番(写真)は、アイ村。ボランジェ、ドゥーツ、アヤラ、フィリポナなど、著名メゾンがたくさんある村です。濃厚、肉厚、骨太・・・。良質のシェリー酒のようなニュアンスも。細かな泡立ちがいつまでも続いていました。香りはズバリ「奈良漬」と覚えておきたい(これは賞賛の言葉です)。これも、さ~すがでした。


6番は、ヴェルズネイ村。蜂蜜の甘く芳しい香りにバターのアクセント。濃厚な中にも繊細でエレガントさが感じられました。それにしても、最後まで、ブラン・ド・ブランかブラン・ド・ノワールか、判断が一番難しい1本でした。


 

 

ちなみに、レクチャーを受けた11人の中で、「これが一番美味しい!」と人気があったのは、2番と4番でした。

 

10802006.JPG私の本来の好みは、どっしり型の4番。

 

ただ、この日は夏風邪をひいてのどもはれていて、繊細でやさしい6番(写真)が美味しく思えました。

 

濃厚な味わいは、元気でエネルギーに満たされているときの方が断然楽しめるんですね。

 


ほんと、体調によって、ワインの好みは随分と左右される気がしますが、皆さんはいかがですか?

 

美味しいワインをいただくためにも、はやく風邪を治さないと、ね。

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2010.06.15

「魚のほね」とスパークリングワイン

こんにちは。


しばらく更新が滞っていましたが、ねたはいっぱいあるので、これから気合を入れ直して、少しずつご紹介していくことにします。ワールドカップで、日本も白星スタートしたことですし・・・(あっ、全然関係ありませんでしたね)。

 

 

まずは、最近感動したお店から。

東京・恵比寿にある「魚のほね」です。
入口がほんとにわかりづらいのですが、急な階段を上ると、驚くほど静寂な空間が広がっています。


 

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金髪店主の櫻庭基成さんが1人で料理作りからサービスまでこなしていました。だから、1日客は3組まで、とか。


ナプキン代わりにオリジナルの手ぬぐいがテーブルにありました(これ、持ち帰れました)。


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活きのいい魚料理が中心ですから、この日は泡で通すことにしました。

そう、蒸し暑くなってきましたから、すっきりスパークリングワインがますます美味しい季節!

 

 


10060703.jpg南オーストラリアのアデレーイド・ヒルズにある「Bird in hand」というワイナリーのピノノワールで造ったスパークリングワイン「ジョイ」です。

 

造り方はシャンパーニュと同じ方式。泡はきめ細かく、エレガントなスタイル。


 

店主は、このスパークリングにほれ込んで、結構な量を「買い占めた!」と聞きました。

 


 

10060704.jpg良質なブドウが収穫できた年だけ造るので、数量は限定。シリアルナンバー(赤字の部分。2桁のようだけど、よく読めない)付き。

 

「ジョイ」というのは、同ワイナリーのオーナー兼醸造家のアンドリュー・ナジェさんのお母様の名前。高齢者や身障者のケアに尽くすNPO活動に熱心なジョイさんは、アンドリューさんにとって「人生の師」でもあったようで、「ワイナリーの成功はコミュニティの成功」というのが彼の哲学です。


2007年は、熟した赤い果実の心地よい香りが十分ありながら、バターを塗ったブリオッシュのようなクリーミーなニュアンスも。脂ののった魚と相性ばっちりです。

 

 

 

まずは、沖縄の太もずく。北海道のミズダコとともに。歯ごたえがしっかりありました。

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淡路島のハモ。のり酢でいただきます。

 

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アユの季節ですね。島根県産です。お腹が上側になってサービスされました。

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北海道産イワシクジラの握り。トロよりも美味しいかも。

 

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このあと、絶品のシジミのお吸い物がありました。

2キロのシジミから1リットルのスープをとるそうです。

 

 

本日のメインは、お刺身盛り合わせ。アオリイカやカツオ、スズキ、アオダイなど。

白身は唐辛子酢でいただくと、ぴりりと引き締まった味わいに。

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千葉・銚子からはノドグロ。新鮮なので、骨離れが素晴らしい!

 

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追加で、石川県白山の純米生酒(車多酒造)をいただきました。


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最後は、漬け丼。もちろん、お茶をかけて〆に。


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デザートには、佐藤錦のサクランボ。

 

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肉食派の私は、どちらかといえば魚専門店に行かないのですが、

そんな私でも、大満足!でした。

 

                       

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2010.05.18

篠先生の撮影レッスンで

ブログの写真を撮りながら、いつも思うことがあります・・・。

カメラの性能が向上し、それなりの写真(ムカシ、そんなCMがありましたね)は撮れるのだけれど、もう少し味のある写真って、撮れないものだろうか、と。

 

今回は「上海の旅で」編はちょっとお休み。

週末、エコールプランタンの人気講座、篠利幸先生の「レストランメニュー&ドリンク撮影レッスン」に参加したので、そのご報告を。

フォトジャーナリスト、篠先生は、イタリア中心に多くの作品を発表、著作もいっぱいです。

美味しい料理とワインを飲みながら、プロの写真家の技に触れられるのだから、

一挙両得!!

 

場所は、広尾のおしゃれなイタリアンレストラン「ANGOLO(アンゴロ)」。

天現時橋の交差点にあります。車で通りかかるたびに、気になっていたレストランです。

 

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汗ばむような陽気の土曜日、まずは冷えた白ワインをいただきます。

2008 シャルドネ アルトキルシュ (Schreckbichl Colterezio)

イタリア最北端、オーストリアに接するアルト・アディジェの果実味豊かでさわやかな辛口白DOC。

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グラスを持ちながら、早速撮影レッスンです。

天井のステキな明かりを利用して・・・

 

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グラスの位置が悪くて、あまり上手に撮れません。

 

今度は、ガラス戸越しにみえるグリーンを写し込み。

 

10051704.jpg これは、なかなかいい感じ、ではありませんか!!

 

おしゃれなカゴに手作りフォカッチャが載ってきました。

 

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私は、サービスのイケメン君にレンズが向きます。

スカルパ・マッシミリアノさん。

イタリアの大学で日本映画を専攻、タケシの通訳もしたことがあるのだそう。

メニューを一生懸命日本語で説明してくれました。

 

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あれ、篠先生はどうしているのかな?

生徒さんの一眼レフカメラでパンを撮影中でした。

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「先生、私のカメラでも撮影してみてください!」とお願いして・・・

 

10051708.jpg う~ん、同じカメラを使っても、立体感が違う!

背景の工夫と、アングルがポイントです。

 

お料理、いただきましょう。

ソラマメとエンドウマメのスープなど、季節感いっぱいの前菜です。

 

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パスタは2種類。トマト・バジル味のシンプルなものとホワイトソース系のペンネ。

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「アップで撮影するだけでなく、お店のロゴなんかも上手に生かしてね」と、先生のアドバイスです。

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もう1種類、白をいただくことにしました。

 

レガレアリ・ビアンコ(コンテ・タスカ・ダルメリタ社)

 

こちらは、南のシチリアの土着品種、インツォリアを使った白ワインIGT。

インツォリア種は、古くからシチリア特産のマルサラに使われてきた品種だけれど、近年、単独もしくは少量のカタラットやシャルドネとブレンドするなどして、白ワイン品種としての価値が急上昇中。

アルザス・リースリングタイプのスマートなボトルでした。

ミネラル豊富で酸もすっきり、柑橘系の果実味も凝縮していて、好きな味わいです。

造り手のタスカ家は、ブルボン家のフェルナンド5世から爵位を受けた貴族だそう。

 

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メインは。岩手産の地鶏。

皮の焦げ目にもう少しフォーカスした方が美味しそうに撮れますね。

 

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同じテーブルにいた生徒さんが、ブラッドオレンジジュースを注文したので、パチリ!

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フルーツたっぷりのデザートです。

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篠先生はといえば・・・

撮影に夢中でした。10051717.jpg

料理をつくってくれた斉藤大滋シェフ。

登場と同時に、皆が一斉にカメラを向けたので、ちょっとビックリ(?)させてしまいました。

生徒さん皆熱心で、被写体への反応も早い、早い。

 

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私のお隣りのカメラ女子は、様々な撮影会やレッスンに参加していらっしゃる、と聞きました。

失礼ながら、彼女の小物を撮影させていただきました。

携帯ストラップもペンケースも、しっかりカメラグッズでまとめられています。

さ~すが、です。

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おなかもいっぱいになったので、先生と一緒に広尾の裏通りを散策。

 

広尾には、10年以上住んでいたことがあるのですが、変わる街並みの中で、こんな「変わらない」空間も残されています。

ほっとしますね。

 

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路地歩きをしながら、リラックスしたわんちゃん発見!

 

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写真モデル慣れしているのか、おとなしいのです。

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緑の垣根に、様々な色の花が咲いています。

ほんと、街歩き、路地歩きの楽しい季節です。

 

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同じ花を撮るのであれば、「路地の雰囲気と組み合わせて撮ると、一味違いますよ」と、先生のアドバイスを受けて、パチリ。

都会のど真ん中に残る水辺です。

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篠先生お気に入りのギャラリーに行きました。

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Quico Rivasさんの追悼展でした。

 

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ギャラリー内の撮影許可をいただいたので、パチリ。

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スペインのポップなカラーに魅せられます。

レモンイエローの画用紙を使うなんて、やはり太陽いっぱいの南の国ならでは。

 

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ふと、先生の手元を見たら、なんともポップな腕時計をしていらっしゃいました。

この春、フランス・コートダジュールで買われたそうです。

こちらも迷わず、パチリ。10051730.jpg  

 

カメラ好きの生徒さんたちの刺激をたっぷりいただいて、とっても楽しい講座でした。

 

篠先生のイタリアの旅紀行ブログでは、プロの技満載の美しいシーンが展開されていますよ。

見ているだけで、またイタリアに出掛けたくなります。

 

なお、エコールプランタンでの篠先生のフォト・ワークショップは、7月開講。まもなく6月1日から受付開始ですので、WEBチェックをお忘れなく。

 

 

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2010.05.15

上海の旅で~その2

上海滞在2日目。


朝食を終えて、早速向かったのが、上海の流行発信基地といわれて久しい新天地の近くにある評判の「グリーンマッサージ」。
友人には、「ええっ、朝からマッサージなの」と若干呆れられましたが、いえ、混み合わないうちがいいかな、と思って。


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足つぼから始まって全身120分で、2800円くらい。

店内は照明を落とし、リラックスできる広い空間。

若いお兄さんでしたが、とっても上手。クリーンで、部屋も落ち着いた造りで、日本人の感覚からすれば、お得な感じでした。


 

さて、体調万全、ランチにGO!


お肌ぷるぷるを目指して、フカヒレ・ランチが楽しめる烏魯木斉南路の「京翅坊(ジンチーファン)」へ。

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姿煮とはいかなかったけれど、濃厚なフカヒレのスープ。

黒酢をかけると、さらにコクが出ます。

薬味はネギとシャンツァイ。

 

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2品目は、アワビか牛肉ステーキが選べて、私はアワビを選択。

とっても柔らかい!

 

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ハート型豆腐・海老のあんかけ。

 

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青菜の炒め物。シャキシャキとした歯ごたえは水菜に煮ていますが、ミーシェンというそうです。

 

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煮卵と牛肉をのせたごはん。

 

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   ワインは、フランス・ボルドー産のヴァン・ド・ターブル白。

フランスGVG公司生産、インポーターは上海万彩貿易有限公司。

辛口のきりりとし味わい、ボルドー独特の醗酵のニュアンスが感 じられます。

 

料理の邪魔をしない手軽なワインですね。

 

最後は、スイカとマンゴーのフルーツで締め。

昼からちょっとぜいたくランチを取って、かなり満足度アップです。

この店には、日本人女性のサービスの方がいて、メニュー選びもラクチンでした。

上海で語学を勉強して、一度日本に戻ったけれども、やはり現地でもう少し力を蓄えようと、今年3月に舞い戻ってきた若きキャリアウーマンです。

15-16歳で、中国の奥地から出て来て頑張って働く妹分をみていると、「ものすごく刺激になりますね」と、言っていました。

 

彼女のおすすめで、このあたりに広がるフランス人租界あとをぶらぶら散歩することにしました。

銀ブラならぬ、シャンブラです・・・

 

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建国西路を東に向かって歩くと、嘉善菜場。市場です。

麺やら肉やらキノコやら魚やら・・・

何でもあります。

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市場を抜けて、てくてく。

日本のゲームソフト(海賊版かな?)は大人気のよう。

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町並みもどこか西欧風です。

 

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高層の高級マンションも建設ラッシュです。

 

不動産バブル(?)、いつまで続くのでしょうか。

 

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「シテ・ブルゴーニュ(ブルゴーニュ街)」と書かれたレンガ造りの門を発見!

 

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1930年に造られたようです。歩高里と書いて、ブルゴーニュですか。

 

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この一角、通り抜けはできませんが、歩くと楽しいです。

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鉄の門には、やはりブドウのデザインが。

今回は発見できなかったけれど、この庶民の生活臭いっぱいの一角にも、いまにワインバーとかができるのではないでしょうか。

 

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さらに、歩きます。

緑の並木がまぶしいくらいステキなのに、張り巡らされた電線が邪魔!

 

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ここは、ネイルサロンだったかな。

バラの花びらでディスプレイ。おしゃれですね。

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クロワッサンやバゲットなど、フランスパンのお店もなかなかの人気でした。

 

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いろいろ立ち寄りながら1時間半くらい歩いたかな?

いま一番注目の田子坊に、いつの間にか到着。

次回は、田子坊のレポートから始めます。

 

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2010.05.11

上海の旅で~その1

上海万博開幕の数日前、4泊5日で上海旅行に出かけました。


記者時代、中国取材は10回以上。

1984年が初訪問で、当時上海に行ったときには、格式ある錦江飯店で黒焦げのかた~い牛肉ステーキがどーんと出てきて、唖然としたものです。


前回上海を訪ねてからはや5年。
いや、ほんと、この街の激変は「スゴイ!」の一言に尽きますね。、

様々なビルの看板から高速道路の高架下まで、上海の街全体のイルミネーションはブルーで統一されていました。どれだけ電力を使っているのでしょう。ちょっと心配・・。

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さて、最初の夜は、友人が上海在住の外国人に人気の「1221」という店を予約してくれていました。人民広場の近くにあるホテルから15分ほど、延安西路1221号の番地からのネーミング。


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こんなお茶のサービスから始まって、

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なんだかとっても美容と健康によさそうなお茶でした。

 

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料理はこんなおつまみ系からスタート!!

 

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10人いたので、皆それぞれに食べたい物を注文していきました。

ベジタリアンもいたので、野菜のお皿がやや多め、かな。

 

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私がリクエストしたカニと春雨の土鍋煮込み。やさしい味でした。

 

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スープはマンゴーと白キクラゲ。 

 

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小籠包。上海では焼いたのが人気ですけれど。 

 

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北京ダック。上海で食べても、やっぱり美味しい!

 

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甘めの味付けに飽きてきて、辛い四川を追加で注文。

 

辛いはずの四川のメニューなのに、唐辛子で炒めた上からでんぷを振りかけたような甘さを感じてしまうのです!

 

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もち米とバナナのデザート。 これもあま~い。

食感はもちもち、真ん中あたりにバナナがたくさん埋まっていて、私は気に入りました。

でも、苦手な人が多かったみたい。

 

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さて、ワインは中国産に挑戦です。

立派なワインリストはありましたが、輸入ワインは異常に高く、とても飲む気が起こりませんでした。

 

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赤は、2007龍徽赤霞珠葡萄酒(ドラゴンシール カベルネ・ソーヴィニヨン)
白は、2007龍徽夏多内葡萄酒(ドラゴンシール シャルドネ) 

 

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龍徽(ドラゴンシール)は、北京にある中国とフランスのジョイントベンチャー会社。

カベルネは、1999年、香港国際葡萄品評会で最優秀赤ワイン部門賞を受賞した、中国ワインブームの火付け役なのだとか。どちらも日本円で千円前後。
実に軽やかです。やわらかな果実味とペッパーのニュアンス、オーク樽のほのかな香りもあって、まあ、飲めますね。

白は、裏側のラベルに「バターとトースト」「ヴァニラ風味」などの英語の説明が書かれていたが、ほんと、これ、シャルドネなの?という味わいでした。

ライチのような甘さのあるフルーツの味わいで、上海料理には合っていましたけれど。


 

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2010.04.27

モニカやら、ファランギーナやら

プランタン銀座でも好評だった「イタリアワイン周遊フェア」。

その中から6本を選んで、私のワイン講座でも生徒さんにご紹介してみました。

 


ワインリストは次の通りです。

品種とアルコール度数、生産者についても記してみました。


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左から、

2006 マクリーナ ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ
DOC クラシコ・スペリオーレ
品種 ヴェルディッキオ100% 13.0% 
ガロフォリ社(マルケ州)
2006 ルナータ ファランギーナ IGT
品種 ファランギーナ85% グレコ15% 12.0%
ムスティッリ社(カンパーニャ州)
2005 ヴァンナ ドルチェット・ダルバ  DOC 
品種 ドルチェット100% 12.5%
ヴァンナ・アンセルマ(ピエモンテ州)
2007 カザマッタ・ロッソ 
品種 サンジョヴェーゼ100% 12.5%
カンティーナ・マッタ(トスカーナ州)
2006 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ DOC
品種 モンテプルチアーノ100% 13.0%
マッシャレリ(アブルッツォ州)
2006 デュカ・ディ・マンダス モニカ・ディ・サルディーニヤ DOC
品種 モニカ90%、パスカーレ、カリニャーノ 13.0%
カンティーナ・トレセンタ(サルディーニヤ州)

 

白2種類と赤が4種類です。

生徒さんには、「どれが好みですか?」とお聞きするのですが、
白2種類は、ちょうど半々くらい。好みが分かれました。

 

 

10042702.JPGガロフォリ社は、1871年創業。トスカーナ州の東側、アドリア海に面したマルケ州の真ん中あたり、モンテカロット地区に畑があります。

この地方生まれの土着品種を使って素晴らしいDOCワインを造ることに尽力しているファミリー。白はヴェルディッキオ種、赤はモンテプルチアーノ種が中心。


名前のイェージは、古代ローマ時代から続く古い街です。


フレッシュな柑橘系の香りが広がります。まったく嫌味がなく、さわやか。「夏はぎんぎんに冷やして、ぐびぐび飲めそう!」と、頼もしいコメントをいただきました。

 

 

 

 

10042703.JPGファランギーナ種は、私のかなり好きな品種です。


ムスティッリ社というのは、マストロベラルディーノ、フェウディ・ディ・サングリゴリオと並ぶ、ナポリのあるカンパーニャ州の3大ファミリーメーカーの一つ。創業は16世紀初頭にさかのぼる老舗です。

特に、この土着品種を掘り起こし、単一品種で醸造したのはムスティッリが初めてとか。


醸造コンサルタントを務めるのは、キャンティの名門ルッフィーノのマオロ・オルソーニ氏。これも土着品種のグレコ種がブレンドされているタイプです。


酸のきれもよく、あと味にちょっとグレープフルーツの皮をかんだ時のような柔らかな苦味が残り、余韻を楽しめます。魚介類のカルパッチョやパスタなんかと合いそうです。

 

 

さて、赤4種類もそれぞれに美味しかったのですが・・・

票が集まったのは、モニカとカザマッタでした。

 

10042704.JPGサルディーニヤ州は、住民の独立心が強いことでも知られていますが、興味深い品種がたくさんあります。

 

白のヴェルメンティーノ、マンゾーニ・ビアンコ、ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ、赤のカンノナウ、カリニャーン、パスカーレ、そして、今回のモニカなどがあります。


プラム、ドライフルーツの果実味が豊かですが、酸は穏やかでどこまでも優しい印象。「ところを選ばず、飲みやすい!」との声が上がりました。 

 

 

 

 

10042705.JPGカザマッタは、人気コミック「神の雫」ですっかり有名になったワインです。

 

上級クラスのテスタマッタ(世界最大のワイン見本市2003年に、赤ワイン部門トップ受賞)にはちょっと手が出ないという人に、「僕のワインを少しでも知ってもらいたい」と、生産者のビービー・グラーツ氏がコストパフォーマンスを考えて造ったワイン。


新樽にブドウがを直接入れて発酵させる彼の手法は、いま、ボルドーでも話題になっているようです。


いきいきとした果実味、凝縮感もあり、酸とタンニンのバランスもいい。


2000円でお釣りがくるのだから、日常飲み用として重宝しそうです。

 

 

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2010.04.24

イタリアは奥深い!

  ワイン通の友人と一緒に、西麻布にあるイタリアワインと料理のマリアージュが楽しめる「ヴィノ・デッラ・パーチェ」に行きました。「アカデミー・デュ・ヴァン」のイタリアワイン講座はあっという間に満席になってしまうという、人気講師の内藤和雄さんがソムリエを務めるお店です。


 もちろん、料理もワインも、内藤さんにすべてお任せです。

 

 

10042301.jpg まずは、泡!

NVフランチャコルタ「カヴァッレーリ」ブラン・ド・ブラン ブリュット


自社畑のシャルドネ100%、シャンパーニュ方式で造られたスプマンテ。酸がしっかりしていて、ふくよかさもあり、お気に入りの一つでもあります。


 

 

 

10042302.jpg甘みのあるハムのペースト入りシューをいただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、手の部分がお皿をはみ出すくらい立派なエビのお料理。


 

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ジェノヴァがあるリグーリア州、ポッジョ・バラコーネのロゼワインを合わせました。

かなり濃いオレンジ色がかったルビー色。カンパリ・オレンジに近い色は強烈。単体で飲むのというよりも、やはり料理の引き立て役といった印象のロゼです。フレッシュな味わいは、魚介類との相性バッチリですね。


 

パスタ料理です。ソラ豆と白魚が旬!ですね。


 

10042304.jpg 10042305.jpg

白ワインはといえば、

2006 ローラ(プラヴィス)


イタリア最北部、トレンティーノの白です。

「ローラ」は「l'Ora」と書きます。ガルーダという名の湖から吹く黄金のそよ風をAura Aureaと呼び、名前の由来だそうです。

品種はノジオーラ。麦わら色を帯びた黄色で、上品で、ヘーゼルナッツのような独特な香りがあり、あと味にほろ苦さが残り、気に入りました。

 

 

 

 

詰め物入りの名物パスタをいただき、


 

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お口直しのグラニテのあとは、赤ワインに。

 


10042309.jpg1999 アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ リゼルヴァ (テヌータ・デル・ポルターレ) 

南部のバジリカータ州産、古代にギリシアから伝えられたアリアニコを使ったワイン。

10年経っているのに、まだまだ若々しい!

プラムやラズベリー、スパイシーな香りがとっても豊か。

 

 

 

 

 

 

 

お料理は、ウズラです。

 

 

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そして、もう1杯、赤をいただきました。気分を変えて、サンジョヴェーゼ!


 

10042311.jpg2006 モンテクッコ・サンジョヴェーゼ リゼルヴァ (ポッジョ・レオーネ)

トスカーナ州のモンタルチーノのお隣の小さなワイナリーから。

スミレの花、というよりも、土っぽさ、森の下草・・・。タンニンも心地よく、骨格のしっかりした辛口。サンジョヴェーゼ100%。

 

 

 

 

 

 

 

 

デザートは、ピスタッチオのクレームブリュレ。

 

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最後は、デザートワインではなく、やはり泡で締めたい!

と、フランチャコルタをもう1杯いただいた私たちでした。  

 

イタリアワインは、本当に奥深い!

古来からある地元品種の見直しが進むイタリアワインから目が離せません。  

 

なお、プランタン銀座のワイン売場でも、4月26日(月)まで、

大好評のイタリアワイン周遊フェアを開催しています!

フランチャコルタをはじめ、多様なワインがそろっていますから、要チェックですよ。

 

 

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2010.04.06

メリー・エドワーズさんのピノノワール

米カリフォルニアを代表する女性ワインメーカー、メリー・エドワーズさんが3月末、夫とともに初来日。

東京・神田の学士会館のフランス料理店「ラタン」で、メーカーズディナーが開かれました。


メリーさんは、30年前に買ったクールな黒羽織をコートのようにふわっと羽織って現われました。

 

彼女がワインと出会ったのは、幼い頃の思い出にさかのぼるそう。母親のお手伝いをしている時に、料理に一味添えるエッセンスとしその存在を知ったというわけです。


カリフォルニア大学バークレー校で生理学を修め、その後、デーヴィス校で醸造学を専攻、醸造家としての道を歩み始めました。

カリフォルニアワインにクローンを導入する先駆的な役割を果たし、コンサルタントとしての地位を確立、現在は自社畑を所有し、何種類かのピノとソーヴィニヨンブランを造っています。1997年から造っているピノには、格別の思いと自信があるようでした。

ワインスペクター誌では、いつも上位にランクされる彼女のワインですが、なかなかお目にかかる機会がありませんでした(デプトプランニングさんが輸入されています)。
 

今回、いただいたのは、


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2000メリー・エドワーズ メレディス・キュヴェ レイト・ディスゴージド スパークリングワイン
2008メリー・エドワーズ ソーヴィニヨンブラン ロシアン・リヴァー・ヴァレー
2007メリー・エドワーズ ピノノワール ソノマ・コースト
2005メリー・エドワーズ ピノノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー
2007メリー・エドワーズ ピノノワール メレディス・エステート
2004メリー・エドワーズ ピノノワール クーパースミス ロシアン・リヴァー・ヴァレー

 

スパークリングワインは、少量生産で日本未入荷。きめ細かな泡とすっきりした酸がマイルドにまとまっていて、これは、とっても美味しかった!


ソーヴィニヨンブランは、メロンやライム、トロピカルフルーツの甘い香り、ほどよい樽の香りが相まって、芳醇です。米国では2007年が大人気で完売だそうです。

ピノは、それぞれの畑の特徴が表れて、面白いですねえ。
しなやかな重量感があるロシアン・リヴァー・ヴァレーのピノは長い余韻が楽しめましたけれど、私は、自社畑のメレディス・ヴィンヤードで造ったピノが一番気に入りました。エレガントで、バラやリコリス、ジャスミンティなど、複雑性のある香り、凝縮した味わいが広がって。魅力的です。

「この畑は、私が醸造家から栽培・醸造家への道を歩み始めるきっかけになった記念すべき場所」と、メリーさんの説明でした。

 

最後のクーパースミスは、まだ若すぎる印象でした。
 
合わせた料理をご紹介すると、


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10040603.JPG生ハム、そして一口のお楽しみ

 

 

 

10040604.JPG長崎産新鮮白身魚と生ウニの春仕立て

 

 


10040605.JPG北海道産ホタテ貝のココット焼き

 

長崎産アマダイの伊勢海老とサフランのソース

(写真を撮り忘れました!)

 

 

 

 

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骨付き仔羊のロティ 森のキノコ添えトリュフの香り

 

 

 

 

10040607.JPGデザートは、新潟産洋ナシの赤ワイン・コンポート


 
久しぶりに、しっかりしたクラシックなフレンチをいただきました。

良質なピノだと、楽しめますね。

 

女性ワインメーカーらしい(?)エチケットも目を引きました。

 

10040608.JPG   10040609.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とっても気さくなメリーさんと一緒に。


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「女性先駆者として、苦労したことは?」と伺ったら、「今が素晴らしいので、ネガティブなことは言わない。私には、ゲイ・サポーターチームがいて、親切に丁寧に、時に厳しく指導してもらいました」とか。


「女性の方がテイスティング能力が高いともいわれていますよね」と水を向けると、「そうそう、それは、研究者によっても裏づけられているデータがありますもの。女性そしてアジア系の中に、スーパーテイスターが生まれるようです」ですって。
 

女性のテイスティング能力の高さは、ワイン評論家のジャンシス・ロビンソンさんも指摘するところ。2月にジャンシスさんをインタビューしたのですが、その内容は、5月発売の日本ソムリエ協会誌「ソムリエ」に掲載の予定です。

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2010.03.31

ニューワールドのピノ飲み比べ

更新がしばらく滞りました。


皆さまはお元気にお過ごしでしたでしょうか?

3月半ば、ギリシャと北イタリアの旅から無事帰国したのち、たまっていた仕事やメールを処理し、さて旅行記に移ろうかと思っていたやさきにひどい風邪をひきました。追い討ちをかけるように、寒さがぶり返したせいか、久々に高熱にうなされ、喘息のようなせきが残り、辛かったです。


書きたい!、書かなければならない!

ネタは数多くあれど、手つかずのまま3月を終えそうで、いや、これはいけない!!

というわけで、まずは、3か月に1度開催している私のワイン講座のレストラン実習のレポートから。

この企画、プランタン銀座本館2階「サロン・ド・テ アンジェリーナ」の塩川シェフが、毎回、私がセレクトしたワインに合わせて料理を作ってくれるので、生徒さんの間でなかなか好評なんです。


さて、今回のテーマは、生徒さんのリクエストもあって、「ニューワールドのピノノワール飲み比べ」です。


ワインリストは次の通り。

 

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NVクカトゥー・リッジ ブリュット・キュヴェ
2009ショウ・アンド・スミス ソーヴィニヨンブラン
2008イージー・バイ・エニーラ(エニーラ)
2008モンテス リミテッドセレクション ピノノワール 
2008バルダ ピノノワール(ボデガ・チャクラ)
2007コールドストリーム・ヒルズ ピノノワール
2006クラウディ・ベイ ピノノワール

7種類で、白はたったの1本です。


 

10033102.JPG最初のスパークリングは、南オーストラリア・バロッサヴァレーの淡いピンク色の辛口ロゼタイプ。

 

シラーズ45%、カベルネ33%、コロンバール7%、グルナッシュ7%、セミヨン4%、メルロ2%、ピノ2%。

果実のすっきりした甘みとキレのある酸のバランスがよく、初夏にかけて食事と一緒に味わいたい1本。

 

 

 

 

アミューズは、

杏露酒に漬けてちょっと甘みのあるトマトをモツァレラチーズのスープと一緒に。


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10033104.JPG2番目のソーヴィニヨンの産地は、バロッサヴァレーの南にある冷涼なアデレードヒルズ。

 

1989年、従兄同士のマーティン・ショウとマイケル・ヒル・スミスにより設立されたワイナリー。マーティンは、フライングワインメーカーとしてフランスやスペインなど各地を飛び回り、また、マイケルは、マスターオブワインの称号をオーストラリア人として初めて取得したことで知られます。


ぎゅっと凝縮された梨のような果実味はニュージーランド的、そして、ハーブやアスパラガスの青っぽさはサンセールを思い起こさせるようで、いや、オーストラリアの白ワインは、市場を実にうまくとらえて造っていますね。

ソーヴィノヨンとシャルドネが得意らしいのですが、最近取り組んでいるというリースリングもぜひ飲みたいです。

 


料理は、コウバイ蟹のロワイヤルとウツボのブランシール。

ウツボって、あまり食べませんよね。アボカドとからめてバターで白くふっくら仕上げてあると、アナゴみたいな食感でした。


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10033106.JPG3番目までは、おまけです。

 

以前もご紹介したブルガリアのメルロ。

「ラ・モンドット」で知られるボルドー右岸のスター生産者、ナイベルグ伯爵が手がけるエニーラのカジュアルワイン。

 

ミントの風味、オークの香りが柔らかく、とっても飲みやすい。「このワインでシェフの料理を食べたい」とのリクエストがあり、再びセレクトしました。

 

 

 


料理は、ハンガリー産フォワグラのミルフィユ うるいとシャンピニオンのサラダ添えゴルゴンゾーラソース。

そういえば、ブルガリアも、フランス、ハンガリーに続くフォアグラの産地なんですよね。


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さあて、ここから、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランドのピノの飲み比べです。


生徒さんの投票で人気があったのは、5番目のアルゼンチンと7番目のニュージーランドでした。


10033109.JPGアルゼンチンは、アンデス山脈を抱えるパタゴニアのリオ・ネグロヴァレー産。

年間降水量わずか18センチだとか。

大河と砂漠に囲まれて、昼夜の寒暖差が激しい乾燥した土地で、ブドウはしっかり鍛えられるのでしょう。

 

この造り手は、スーパートスカーナ「サッシカイア」のオーナーの甥っこのピエロ・ロケッタ氏。

フィルターもかけず、徹底した自然派の造り手です。きめ細かなタンニン、しっかり存在感のあるミネラル感は、とても個性的で味わい深いものがありました。

 


10033112.JPGニュージーランドは、モエ・エ・シャンドングループが所有する、南島の北端、マルボロ地区ワイラウ・ヴァレーの1本。

 

赤いベリー系の豊かな味わいに、ドライハーブやスミレの香りの広がりに、タンニンの滑らかな舌触りが重なって、余韻を楽しめるピノでした。

やはり私はこれに1票でした。

 

 

 

 


10033111.JPGオーストラリアの支持も結構ありました。

 

1985年にワイン評論家のジェームズ・ハリディ氏が設立したワイナリーで、オークの複雑な香りとスパイシーさがお好みなら、このピノがおすすめでしょうか。

 

チリは、他の3本に比べると、かなり平板な印象。軽めです。もちろん、きれいに造られてはいるのですけれど。

 

 

 


料理ですが、魚系は、オマール海老と山菜のフリット 桜の手打ちパスタ添え。

早春の味ですね。


 

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お肉は、骨付き仔牛背肉ロースト プロヴァンス風ジンジャーソース。

流行りのジンジャーソースで、風邪が吹き飛びそう!


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で、デザートは、左から、アプリコットのアイスキャンディ風、ジェノバ風バナナパン、マスカルポーネのムース。

10033114.JPG

 

中でも、ジェノバ風バナナパンは大人気。

塩川シェフは、グルメな画家のモネの好物を再現した「モネの食卓」という本の中から、レシピを見つけたそうです。


ニューワールドと一口に言いますが、同じ南半球なのにこうして飲み比べると、違いますねえ。

だから、ワインは止められない!か。


新年度もよろしくお付き合いくださいね。
 

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2010.03.01

スイス・ロマンドのワイン

 

私のワイン講座で、生徒さんのリクエストがあって、スイスワインを飲む企画を催しました。
「ラヴォーのワインを飲みたい!」とのリクエストです。

 

レマン湖の北岸にあるラヴォーのブドウ畑は、急斜面の段丘の美しさにより世界遺産に認定されています。写真でもご覧になった方は多いのではないでしょうか。

太陽の照射、湖面からの反射、そして太陽の熱を蓄積して夜放熱する土壌から、「3つの太陽がある畑」とも呼ばれています。チャップリンが晩年を過ごした土地としても知られていますね。


スイスワインは生産量が少なく、日本のワインショップの店頭ではほとんど見かけません。スイス名物チーズフォンデュを出すレストランでさえ、置いていないところも多いのでは?


でも、なんとか探し出しました!

スイスワイン3本を入れた当日のラインアップは、

 

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NVノートン コセチャ エスペシアル エクストラ・ブリュット(ボデガ・ノートン)
2007ウィユ・デュ・ペルドリ ヴァランタン ロゼ(ジャン・ポール=リュダン)
2006ベ・ブラン(ソシエテ・ヴィニコル・デュ・ベ)
2007甲州 白根シュール・リー(シャトー・マルス)
2008ドール・セレクション(ドメーヌ・コルニュルス)
2005ラ・モット カベルネソーヴィニヨン(ラ・モット)
山梨の「甲州」を入れたのには、ちょっと理由があります。それは、またのちほど。

 

最初に飲んだノートンのスパークリングは、アルゼンチン・メンドーサ地区の畑で、オーストリアのクリスタルメーカー、スワロフスキー社が1989年から所有しています。

ボトルの形がユニークでおしゃれですね(写真左)。さすが、ガラス細工へのこだわりを感じます。泡はきめ細かく、ちょっと甘みのあるさわやかな柑橘系の味わい。これからの季節によさそうです。

 

 

さて、スイスのワインについて概要を復習してみますと、ワイン産地は大まかに3つの地域に分類されます。
①南西部のフランス語圏スイス・ロマンド
②東部のドイツ語圏スイス・アレマニック
③南部のイタリア語圏ティチーノ

このうち、主にレマン湖の北岸からローヌ川流域にかけて広がるスイス・ロマンドで、全体の8割以上を生産しています。今回選んだ3本も、この地域のものです。

 


10022802.JPG「ウィユ・デュ・ペルドリ ヴァランタン ロゼ」は、レマン湖の北、ヌーシャテルを代表するロゼワイン。

山うずらの目という意味で、ピノノワール100%で造られます。収穫したブドウをプレスする前24時間桶に浸すことによって、サーモンピンクの美しいロゼ色になります。

 

フレッシュな赤い果実の香りが印象的。しっかり冷やして、シーフード料理と合わせたい! 

 

 

 

10022803.JPG「ドール・セレクション」は、ローヌ川渓谷のヴァレー州で古くから親しまれてきた赤ワイン。

ピノノワールとガメイで85%以上、そのうちピノが51%以上なければならないと決められているそうです。

 

チェリーの香り、タンニンも優しく、イチゴジャムのような風味を感じたのは、やはりガメイの影響でしょうか。

ほかに、ガメイとピノを掛け合わせたガラノワールという品種もブレンドされていました。

味わいは軽やか。チキンのグリルとか、ハムなどの盛り合わせとかと、美味しくいただけそうです。

 

 

さて、白ワインの「ベ・ブラン」です。

 

10022804.JPG実は、ラヴォーのワインが入手できず、お隣のシャブレ地区のベ村の白ワインを取り寄せました。

ミネラル感のあるいきいきした仕上がりで、飲みやすいです。

 

品種は、スイスで最も主要なシャスラ。「火打石の香りが特徴」と、説明にありましたが、いささか硬めのミネラルな感じを指すのでしょう。


 

 

 

 

10022805.JPGこのシャスラと味わいの比較をしようと、日本の甲州を選びました。

先日来日した、ワイン評論家の大御所、ジャンシス・ロビンソン女史が、甲州と最も似た味わいとして「スイスのシャスラ」を挙げたからです。生徒さんの評価は、「甲州の方が透明感があるけれど、コクがあってより美味しい」でした。

 


それにしても、スイスワインはカジュアルでどんな料理にも合いそう。特に女子には楽しめます。ジャンシスが語るところの「これからは白ワインの時代」を象徴する1品種であることは間違いなさそうです。

 

ジャンシスへのインタビューは、日本ソムリエ協会の「ソムリエール」5月号に掲載の予定ですので、また改めてレポートします。

 

10022806.JPGおまけですが、今回の講座で最後に飲んだ「ラ・モット」は、やはりリクエストに応じて用意した南アフリカのワイン。


ケープタウンから内陸に入ったフランシュフックにあるワイナリーで、オーナーは、カルティエやピアジェをもつリシュモングループ。

フランシュフックとは、フランス地方の意味。17世紀、ルイ14世により追放された新教徒のユグノー派の僧たちが移り住み、ワイン醸造技術を広めたのです。

カシスのような熟成した果実の芳醇な香りと豊かなアルコールのボリューム感の広がりに、圧倒されました。カベルネ好きには、おすすめ!です。

 

  

 

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女性取締役 永峰好美のワインのある生活

<Profile> 永峰 好美(プランタン銀座 取締役) Y新聞で新聞記者を20数年。2005年より現職。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。食に関する資格もいくつか。東京・下町のカルチャーセンターでワイン講座を開講。